約 1,716,551 件
https://w.atwiki.jp/kojimatenninn/pages/2.html
トップページ ゲーム実況者コジマ店員について コジマ店員の経歴 コジマ店員の母親 左翼騒動まとめ 左翼団体「9条の会」 世代を超えた平和を語る会 ピースポート Twitterでの発言 渋谷のキング荒らし騒動 ファンへの恫喝 後付け実況 自演行為
https://w.atwiki.jp/dl-ihou/pages/27.html
簡単なまとめ ※2年前の情報です 項目 レポート 1 今回の件で「これはアウト?」って聞いてくる人が多い。 2 厳密に言えばアウトなんだけど、いちユーザーのちょっとのDLに訴訟起こすほど 3 権利者はヒマも金もないって感じが一番妥当な答え方かもしれん。権利者のやる気次第だが。 4 毎日落としまくってる異常者くらいが目つけられて、それでも警告程度で済む法だよ。警告無視したらヤバイけど 5 何度も言うけど「アウトかな?」って思うものはほとんどアウトと思って良い。でもそれと訴訟起こされる事とは別 6 歩道で自転車乗ってたら懲役最大3ヶ月か最大5万の罰金だけど 7 そんなもん交番の目の前で乗ってても「こらこら、車道で走りなさい」と声をかけられるだけ 8 要するによっぽど悪質か目にあまるような事をしてる奴に対して 9 訴訟を起こしやすくするための法であって撲滅しようなんて法じゃない。これからもっと規制が強化される恐れがあるが 10 要するに「違法ですよ!」って公式に言える法律。違法コンテンツの広がりを抑えるのが目的。 関連ニュース: ダウンロード違法化、「アップ対策だけで秩序は保てない」
https://w.atwiki.jp/hannnitimatomejp/pages/5.html
まとめサイト作成支援ツールについて @wikiにはまとめサイト作成を支援するツールがあります。 また、 #matome_list と入力することで、注目の掲示板が一覧表示されます。 利用例)#matome_listと入力すると下記のように表示されます #matome_list
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6048.html
設定 京太郎物 京太郎が怜と姉弟で園城寺京太郎に 色々あって千里山が共学 時々地の文あり 以上に注意です。 ◇大阪 園城寺家 ジリリリリリ 京太郎「ん……」バシッ 京太郎「………朝か」ポケー 京太郎「起きないと……な」 京太郎「ふぁーあ」ムクリ 目覚ましの耳をつんざくような音に叩き起こされベットからのそのそと京太郎が起き上がる。 いつもの”日課”を行うべく。 ガチャッ 京太郎「トキ姉ー、起きてるかー?」 京太郎「……って起きてる訳ないか」ハァ 怜「…………」 自身の大事な家族であり、実の姉である園城寺怜の部屋の扉を開ける。 そう、それこそが彼の日課だった。 子供の頃から続く、実の弟である園城寺京太郎の日課。 京太郎「ったく……そろそろ起きないと遅刻するってのによぉ」ポリポリ 京太郎「はぁ……俺が起こさないとトキ姉は何時までも寝てるからなぁ……」 まだ小学生の頃からだろうか、姉は『だって私病弱やからー』とか『うぅ…私低血圧だから朝起きるの辛いわぁ……』と何かと理由を付けて自分から起きようとしなかった。 当然、というべきだろうか。 姉は未だ起きずに、ただただ布団が静かに呼吸に合わせて上下に動いているだけだ。 京太郎(いや、実際問題確かにトキ姉は病弱なんだけどさ……) 京太郎(もう高校3年生になるってのに弟に起こし続けてもらうっておかしくねーか…?) 京太郎(普通はいい年頃の弟に自分の部屋に入られるのとか嫌だろうに……) などと、もう数十回、数百回と繰り返したであろう自問を繰り返す。 だが結局の所は『俺が起こさないと、トキ姉はそのまま寝過ごして遅刻するから起こす』という結論に達するのも数百回目だ。 そんなこんなを考えている内にベッドの中で穏やかに寝息を立てている姉のすぐ側まで歩みを進めていた。 京太郎「トキ姉起きろー」ユサユサ 京太郎「早く起きないと遅刻すんぞー」ユサユサ 掛け布団の上から怜を気遣いつつ、優しく体を揺する。 怜「…………」 だが京太郎の優しさを他所に無常にも怜は無反応だ。 京太郎(と…まぁここまでは割りと想定済みなんだよな) 京太郎(こんな簡単に起きてくれれば苦労しねぇし……)ハァ 京太郎「トキ姉ー!いい加減起きろー!」ユッサユッサ 中々起きない姉に巻き込まれて自身まで遅刻するもの嫌なので、それを防ぐためにも先ほどよりも強くその体を揺する。 いい加減起きてもらわねば困るのだ。 怜「………ん」 怜「………すぅー……すぅー」 京太郎「……これでもだめか」 一瞬身じろぎをしたと思って揺するの止めるが、またすぐに寝息を立て始める。 寝覚めのいい時はこれで起きてくれるし、悪い時でみ『後5分ー……』とか言って時間を稼ぐのだが 京太郎(この反応……今日は強敵だな……) 京太郎(まぁ……こうなれば致し方無いよな)ニヤリッ 京太郎「………すぅー」 京太郎「いい加減起きろおおぉぉぉ!」ガバッ 姉の体を優しく包み込む掛け布団を一気に逸るという強行手段に京太郎は移る。 これを実行すればこれまで姉は100%起きていた。 だが 怜「………ん」スッ しかし剥ぎとった掛け布団を掴む京太郎の手を姉の白く小さい右手が素早く掴みとり、自身の胸元へと持っていく。 まるで布団の代わりに温もりを寄越せと言わんばかりにぐいっと、非力な姉なりの全力で手を引っ張る。 直後、京太郎の手に姉のおもちの感触と薄いピンク色のパジャマ越しに伝わる肌の暖かさが伝わってくる。 怜「んんっー………」ギュッ さらに左手もが出撃し、京太郎の手だけでは飽き足らず腕までも掴みとり自身の体へと引き寄せ密着させる。 怜「……………」ニコニコ 京太郎「……トキ姉絶対起きてんだろ」 目こそ瞑ったままだが、頬が完全にだらしなく緩みきった姉へ容赦なく声をかける。 怜「………ばれてもうた?」ペロッ イタズラっぽく舌をチョロっと覗かせた姉が目を開ける。 京太郎「そりゃな……」 京太郎「さっさと起きねーと母さんが作ってくれたご飯が冷めるし、遅刻すんぞ」パッ 怜「ぁ………」 何歳になっても子供の頃のように自由奔放に京太郎をからかう姉に半ば呆れつつもスッとその手を姉の胸元から抜き取る。 ギューッと京太郎の腕を抱きしめているつもりだったようだが、如何せん姉は非力なので抜くのは容易かった。 京太郎(……空気が冷たい) 姉の体温を直に感じていたせいだろう。 外気に触れた手が少しだけ肌寒く感じてしまった。 京太郎「それじゃ俺はパッパと着替えて先に茶の間に降りてるからトキ姉も早く来いよー」スッ とりあえず寝間着から着替えなくてはどうしようもないので、一度自身の部屋に戻るべく姉に背中を向ける。 怜「えっ、着替えさせてくれないんか?」 京太郎「いやいや、流石にそろそろ自分で着替えろよ」 京太郎「前にも言ったけどさ、この事を友達に話したら高校3年生の姉を弟が着替えさせるのはどう考えてもおかしいって言われたんだぞ……」ハァ 京太郎「それを聞いて先週でトキ姉も、最後だからー後生だからーって言ってアレで最後になったはずだろ?」 怜「……そんな事もあったなぁ」メソラシ 京太郎「おい」 怜「ええか、京ちゃん」キリッ 怜「私はな、やっぱりこう思うんや……」 京太郎(トキ姉が表情を引き締めると大体碌な事言わないんだよなぁ……) ベッドの上でご丁寧に正座をしながら、真っ直ぐに姉が京太郎を見据える。 怜「私は病弱やし、私達は姉弟やろ?」 京太郎「……あぁ」 怜「姉弟は仲が良いほうがええやろ?」 京太郎「…………あぁ」 怜「そう……ならやっぱり私の着替えは京ちゃんがやるべきや」ビシッ 京太郎「いや、その理屈はおかしい」 何処かのドラゴンロードとかいうアダ名を持ってそうな少女の如きドヤ顔でビシィっと俺にか細い人差し指を向けて来る。 怜「えー……」 怜「なんでや……?」 京太郎「いや、むしろ今の説明で納得しろって方が無理だろ」 怜「うぐっ……」 怜「今日の京ちゃんはえらい辛辣やなぁ……」 京太郎「遅刻したくないからな」 京太郎「それじゃ、俺は部屋に…」クルッ 再度反転して自身の部屋に戻ろうとする。 怜「京ちゃんもしかして反抗期入っちゃたんかいな……?」 京太郎「いや、ちげぇよ…」 だがそんな姉の声に反応してしっかりと振り返ってしまう。 最早条件反射だ。 パブロフの犬 そんな単語が頭をよぎる。 怜「私……京ちゃんに見捨てられたら生きていけへん……」ジワッ 京太郎「っ……」 だが、振り返った京太郎の目に入った姉は予想外な事に涙目だった。 怜「…………ぐすんっ」 怜「ごめんな……京ちゃん」 怜「これからは私一人で着替えるわ……もう京ちゃんに迷惑はかけへん……」 怜「こほっ……こほっ……」 怜「病弱な上に……弟離れ出来ない姉で……ぐすっ……ごめんなぁ……」パッ 姉がこぼれ落ちる涙を抑えるように目を両手で覆い隠す。 京太郎「………はぁ」スッ 京太郎「しょうがねぇ……今日だけだぞ……」 そんな姉の姿を見て先ほど決心は何処へやら。 ベットで肩を震わせている姉に再度近づいていく。 どうしても大事な姉のこういう姿を見ると心が痛むのだ。 京太郎(……俺も姉離れ出来てないんだろうな)ハハッ 軽く自嘲気味に笑う。 京太郎(この間も昼休みに屋上で互いにあーんしあいながら弁当を食べていた時に、隣に居たセーラさんに『もう結婚しちゃえばえんちゃうっ!?』なんてからかわれたのを思い出すぜ……) 京太郎(その時に俺もまんざらでもない、なんて思っちまったんだよな……) 京太郎(一緒に昼食を食べていた竜華さんに『姉弟じゃなければ絶対に結婚してるでー』なんて爆笑しながら言われたし……) 京太郎(あの時のトキ姉は珍しい表情をしていたなぁ) 京太郎(まるで結婚後の情景を思い浮かべているように幸せそうに微笑むながら頬を染めて…) 京太郎(何というか……そう、恋する乙女って感じだった) 京太郎(トキ姉ももう高校、3年生だし多分好きな人とか居るんだろうな) 京太郎(なら……せめてその人とトキ姉が結ばれるまでの間は着替えやお風呂の面倒は俺がやってやらないとな) 京太郎(弟として、な) 京太郎(トキ姉曰く、弟は着替えだけじゃなくてお風呂で体を洗いっこしたり、食事をあーんさせあうのとかは当たり前らしい) 京太郎(トキ姉曰く、姉以外の女の子の事を考えるのもあまりよろしくないらしく、たまに俺が竜華さんの事を考えているとまるで未来や俺の考えを予知しているのかのように少しだけ不機嫌そうに絡んでくる) 京太郎(背中からおもちを押し付けてきたり、うなじに舌を這わせてきたり俺の思考を遮るように……) 京太郎(弟だからいいけど……あんな事をもし他の男にやっていたらと考えるとトキ姉の未来が少しだけ不安になる) などと思考に耽っている内に姉のパジャマ越しにでもわかる程に細い体が目の前にあった。 京太郎(それじゃ、着替えさせますか)スッ 姉が座っているベッドの上に同様に腰掛け、制服へと着替えさせるべくパジャマの一番上のボタンへと手を掛ける。 怜「………くっ……」ビビクン 京太郎「………ん?」 だがよく見るとその肩が泣いているのとは別な感じで震えている事に気づいた。 京太郎(まるで……笑いを堪えているような……) 京太郎「………はっ」 京太郎「おい、トキ姉」 声のトーンを下げ、ドスを利かせた声で姉へと話しかける。 怜「な……なんでしょう?」カタカタ 京太郎「手……どけてみろよ」 怜「………ふしゅー……ぽしゅー……」 姉が目を覆い隠し俯いたまま口笛を吹き始める。 京太郎「いや、吹けてねぇしッ!」バッ 怜「うぐっ」 直後、姉の手を優しく、されどしっかりと掴みとり自身に引き寄せその顔を覗き込む。 京太郎「………おい」 そこには泣き顔のなの字もない程にニヤけきった姉を顔があった。 京太郎「………泣きまねか?」 怜「………」 怜「はいっ!」ニコッ 無駄に満面の笑みで元気よく(当社比1.5倍。常人の0.8倍程度)返事をする。 だが今更元気よく返事をした所で色々と手遅れである。 京太郎「………今日は自分で着替えろ」 京太郎「オーケー?」 怜「………はい」シュン その後結局、自身が着替えた後に姉の部屋を覗きこむとまだ下がパジャマを着たままだったのでしょうがなく着替えを手伝い一緒に下へと降りる。 ……… …… … ◇園城寺家 食卓 怜「あ~~ん」ニコニコ 京太郎「ほいっ」ヒョイ 怜「んっ」パクッ 怜「ほれっ」スッ 京太郎「ん……」アーン 怜「よく噛んで食べるんやでー?」ニコニコ 京太郎「うん」モグモグ 母「……ホント、アンタ達は仲いいわよねぇ」ハァ 怜「姉弟やからなっ♪」ニコニコ 京太郎「まぁ姉弟だしな」ウンウン 母「まぁ仲が悪いよりよっぽどいいけど……」 母「間違いだけは起こさないでちょうだいね……」 京太郎「ははっ、当然だろ」 京太郎「なっ、トキ姉?」 怜「………せやせや」メソラシ 母(……本当に大丈夫かしら?)ハァ 京太郎(俺はどっちかというと竜華さんみたいなタイプが好きだしな) 京太郎(トキ姉もかわいいって思う時はあるけど……まぁ実姉だしな)ウンウン 京太郎(うん……やっぱりあの竜華さんのおもちは捨てがたい!) 等と男子高校生らしい考えをしているとその考えを邪魔するように姉の声が響く。 怜「あーもうこんな時間やー」 怜「京ちゃんはやく学校いかへんとー」ボウヨミ 何故かやたらと棒読みである。 京太郎「誰かが起きないせいでこんな時間にな」ジトー 怜「ふっ」ドヤァ 京太郎「いや、褒めてねぇよ!?」 母「漫才はいいからさっさと食べて学校行きなさいなっ!」 二人「「は、はいっ!」」 ……… …… … その後二人で家をダッシュで出て、大急ぎで千里山高校へと向かうも案の定と言うべきか姉が手前の坂で力尽きる。 怜「……あかん……もう限界や……」 京太郎「だから……いい加減鍛えろよ」ハァ 怜「私病弱やから……♪」ニコッ 仕方ないので姉を背負いながら一気に坂を駆け上り、呼吸困難になりつつも辛うじて高校へと到着する。 遅刻ぎりぎりだった。 京太郎「はぁ……はぁ……」タラー 怜「もうちょっとやでー」ニコニコ 3年生の教室がある3階への階段を一段一段ゆっくりと登って行く。 京太郎(トキ姉が千里山高校へと進学した中学2年生の頃からほぼ毎日この行動を続けているせいか、ハンドボール部を辞めたのに体力や筋力が随分と鍛えられた気がするぜ……) 尚、中学は高校より始業開始が30分遅いため、姉を高校に送り届けた後にダッシュで自身の中学へと向かうのが京太郎の日常だった。 怜「京ちゃんふぁいとやでっ!」ギュッ 姉がより一層俺へと強く手や足を絡めてくる。 そのせいで背中に当たるおもちの感触が先ほどよりも強く感じられる。 京太郎「お、おうっ」ドキッ 京太郎(……トキ姉のおもち……少し成長したな……) 京太郎(って何を考えているんだ俺は……!?)ブンブン 怜(京ちゃんの背中……少し成長したなぁ……) 怜(………)スンスン 怜(……もう子供の頃から嗅ぎ慣れた匂いやけど) 怜(京ちゃんの匂い……やっぱり好きやわぁ)ニヘラッ 怜(にししっ) …… … 千里山学生A「お、京太郎君がんばっー!」 千里山学生B「いつもお姉ちゃんのために偉いなぁ」ニコッ 千里山学生C「もうちょっとで教室やでー」フリフリ 京太郎「はいっ!ありがとうございます!」ニコッ 既に見慣れているからだろう、その光景を見られても普通に応援される。 つい昨年まで女子校だったせいか、千里山高校の男女の比率は2:8と言った所だ。 特に3年生はその全員が女子のため、思春期の男子にとってその声援の効果は絶大だ。 怜「…………」ムスー 京太郎(うん……顔は見えないけどトキ姉が不機嫌な気がするぞ) 何故か竜華さんやセーラさんとかを除く他の女の子と接するとトキ姉は不機嫌になる。 本当に何故かはわからないが。 宛もなくその理由を考えていると、首筋にぬめっとした感触が這い回る。 京太郎「!?」ビビクン 怜「ん……れろぉっ……むちゅっ♪」 京太郎(アイエエエエ!?ナンデ!?) 京太郎(ナンデ!?ナメテル!?) 怜(にししっ……慌てとる慌てとるっ♪)ニヤニヤ 怜(まっあんまり困らせても可哀想やし、この辺りでやめとこか)ピタッ 京太郎(止まった……) 京太郎(廊下に居た先輩達に見えない角度でよかった……)ホッ 京太郎(ばれたら嫌な予感しかしなかったぜ……) 京太郎(トキ姉め……家に帰ったら絶対に文句言ってやるぞ……!) 怜(……と思ったけど……なんかあの京ちゃんの味?とでも言うべきやろか……とりあえず我慢出来ひん) 怜(最後にもう一舐めだけ……ええよな?) ガララ 竜華「あっ、やっぱり居たっ!」 竜華「おはようー京太郎君、怜ー!」フリフリ セーラ「うんうん、そろそろ来る頃と思ってたわ!」 数メートル先の教室のドアが開き、何だかんだ姉絡みで付き合いの長い二人の先輩が廊下に出てくる。 京太郎「あ、竜華さん、セーラさんおはようござ」 怜「ぺろっ♪」 京太郎「ひうっ!?」ビビクン 止んだと思った所への不意打ちにより京太郎が姉を背負ったままバランスをその場で崩す。 竜華「あ、あぶないっ!」 怜「きゃっ………」 京太郎(このままじゃトキ姉が地面に……!) 京太郎(それだけは!)ギュッ 咄嗟に姉の細い腰を抱きしめ、姉を自身の上に行くようにするべく自身の体を反転させる。 京太郎(っ……少しだけ背中を打ったけど、トキ姉が地面に落ちることは回避出来たはずだ……!) セーラ「だ、大丈夫か……なっ……!?」 竜華「怪我はな……い……んんんッ!?」 何故か二人の語尾が急速に弱まっていく。 京太郎「ふがふが」 怜「んぁっ………」 京太郎(あれ、大丈夫ですって喋ろうとしたのに声が上手くでねぇ) 京太郎(痛みは全然ないのに……) 京太郎(……って冷静になったら口の上に何かが乗ってる?) 京太郎(………)チラッ 辛うじて動く目線を口の上に向けるとそこには 怜「ふふっ……大胆やなぁ……京ちゃん」ハァハァ 息も荒く、頬を紅潮させた姉の姿があった。 京太郎(………ってことは)オソルオソル そう、京太郎の口には今姉のパンツが密着していた。 京太郎(………あ、やべ)タラー 見れば周りの少女たちが全員口元を抑え、或いは目を背けている。 元女子高には刺激が強すぎたのだろう。 京太郎(……その後結局立ち直った竜華さんとセーラさんがトキ姉を俺の上から引っ張ってどけるまで俺はトキ姉のパンツの食感と匂いを味わうはめになった) 京太郎(この事件は千里山で後々まで語り継がれる事となるのだが、それはまた別のお話) 京太郎(ちなみに去り際にトキ姉が) 怜「そういう事がしたいならもっと早く言ってくれればええのにっ……♪」ボソッ と小さく耳元で囁いてきたのは聞こえなかったことにした。 ◇夕方 園城寺家付近 京太郎(そしていつも通り、ハンドボール部をやめた俺が今所属している部活の麻雀部での部活動を終えて家路についた) 京太郎(……と、まぁ色々とあるけどそれが今の俺とトキ姉の日常だ) 京太郎(夕暮れ時の歩道を姉弟で手を繋いでゆっくりと歩いている) 京太郎(……これは小学生の頃からずっとやっている事だな) 怜「京ちゃん」 なんて昔の思い出を思い出していると姉から声がかかる。 京太郎「ん」 怜「いつもありがとなー」ギュッ 京太郎「ん?何がだ?」 怜の白い手が京太郎の手をよりしっかりと、深く握ってくる。 京太郎は知らないがそれは所謂恋人繋ぎという物だった。 怜「色々と、やでっ♪」ニコッ 京太郎「気にすんなって」ナデナデ 空いた方の片手で自身より遥かに小さい姉の頭を優しく撫でる。 指の間をサラサラとした艶のある姉の髪がすり抜けていく。 怜「んっ」ギュッ 京太郎(昔からトキ姉は頭を撫でられると気持ち良さそうに目を細めるんだよなぁ)ウンウン 怜「あ、せや」 怜「京ちゃん」 京太郎「んー?」 怜「明日の朝もまた起こしてなー?」クビカシゲ 京太郎「……はぁ、いいぜ」グッ 怜「やったっ♪」ニコニコ カンッ ◇大阪 元旦 四天王寺 怜「うわぁ……ぎょうさん人がおるなぁ……」 京太郎「噂には聞いていたけど……すげぇなこれは…」 京太郎は今、初詣だけでおおよそ10万人もの人が参拝に訪れるという四天王寺に来ていた。 竜華「怜は人混みとか嫌いやもんなぁー」 セーラ「ここに来るもの初めてなんとちゃう?」 部活の先輩であり、自身がもっと小さい頃からトキ姉絡みで何かとつるんでいる事が多い竜華とセーラと一緒に。 ちなみに余談だが麻雀を始めたのも彼女達とトキ姉の推薦だった。 怜「だって私病弱やし」ドヤァ 怜「人混みに行ってお正月から風邪とかうつされたら嫌やもん」 竜華「なんでドヤ顔で言うとるん…?」ハァ 京太郎「」 セーラ「……話は変わるんやけどな、なんかさっきからすれ違う連中にジロジロ見られてる気がするわ」 セーラ「俺の思いすごしやろか?」ウーン 京太郎「あははっ、多分気のせいじゃないと思いますよ」 セーラ「へ?なんでや?」キョトン 何故かわからないといった様子でセーラが首をかしげる。 怜「まぁこんだけの美少女が3人も揃ってその中心に一人だけ男がおるんや」 怜「目立つやろうなぁ」ニシシ いたずらっぽく目を細めて姉が笑う。 京太郎「まぁ、そういう事です」 セーラ「はぁ、美少女が三人って何処におるんや?」 セーラ「竜華と怜は……まぁわかるけど三人目って…」 京太郎「ははっ、何を言っているんですか?」 京太郎「セーラさんの事ですよ」 セーラ「……俺ぇ?」クビカシゲ 京太郎「ええ、そうです」 京太郎「今のセーラさんはとても可愛らしいですよ?」 セーラ「かわい…………ふ、ふぇっ!?」カァァ 何を隠そう、今のセーラは普段の学ランや男性的な服装からは想像のつかない女性物の着物を着ていた。 柄は落ち着いた色合いの京小紋。 だがそのシックは雰囲気がセーラのサバサバとした快活な魅力をより引き出していた。 ……間違いなく竜華の手によってだろう、施された薄い化粧が普段は隠されたセーラの少女らしさをしっかりとアピールしている。 京太郎「多分10人の男女が居たら10人がセーラさんに振り返ります」ニコッ セーラ「お……おまぁ……!」 竜華「ふふっ、良かったなぁー?」ニコニコ 竜華「嫌がってたけど」 竜華「お望み通り京君に褒められちゃってっ」ペロッ 片目を瞑った竜華がチョロっと舌を出しながらセーラに微笑む。 セーラ「竜華お前ぇ……!!」ボンッ 林檎のように顔を真赤に染めたセーラが恨めしそうに竜華をジト目に睨みつける。 竜華「くっくっく…セーラの乙女モードがお正月から見れるなんて珍しいなぁ」 竜華「これは今年こそインターハイで優勝出来るかもしれへんでー」ニヤニヤ 怜「せやせや、幸先いいなぁ」ニヤニヤ セーラ「むぐぐ……」 京太郎(うわぁ……悪い顔だ) もし四天王寺で悪い顔コンテストなんて物があれば、間違いなく優勝できるだろう表情で怜と竜華がセーラを見つめる。 京太郎「って……お望み通りってどういう意味です?」キョtン 先ほどのセーラのように訳がわからないといった様子で京太郎が首をかしげる。 竜華「………はぁ」 竜華「今年も困難な道程になりそうやな」 怜「京ちゃんは一筋縄ではいかないで……」ハァ 二人がほぼ同時にため息をつく。 苦笑いのおまけ付きだ。 その理由を知らぬは当の本人だけだった。 京太郎「なんでため息…?」 セーラ「絶対知らない方がええでッ!」クワッ 京太郎「は、はいっ」ビビクン その気迫に押し切られる形で思わず頷いてしまう。 竜華「せや!京君京君!」グイグイ 京太郎「ん、どうしましたか竜華さん」クルッ 右を歩いている京太郎の服の袖を竜華がくいっくいっと引っ張る。 人混みに引っかからないように注意しつつ顔を竜華の方へと向ける。 竜華「そういえばうちの着物の感想聞いてなかったけど、どうや?」クルッ そう言って竜華さんが微笑みを浮かべながらその場で小さく一回転する。 その際に竜華の長く綺麗な黒髪が京太郎の顔を掠め、竜華のシャンプーだろうか? 竜華の雰囲気とよく似たどこか優しい香りが 鼻孔をくすぐる。 チラチラと京太郎達の方を見ていた人々がその様子を見て思わず、おぉ……っと感嘆の声が漏らす。 主にというか9割以上は男から、だが。 直後彼女連れと思わしき男は彼女にどつかれて向き直らされていた。 京太郎(けど……気持ちはわかるぜ……) 何しろ俺もその様子に一瞬目を奪われてしまったのだから。 竜華さんはセーラさんとは違い、紺色の下地に鮮やかな花と鞠模様の振り袖を着ていた。 紺色の下地と竜華さんの黒髪が落ち着いた雰囲気を醸し出しつつも、各所にあしらわれたピンクを基調としつつ、様々な色に染められた華の模様がアクセントになっている。 セーラと同様に普段はしていない化粧を薄くだが施してある事で、元々美少女と呼んでも差し支えのない竜華の華やかさがさらに引き立てられている。 竜華「もしかして……変……かな……?」シュン なんて事を考えていると、竜華が落ち込んでしまった。 恐らく反応が無いせいでイマイチと思われたと考えたのだろう。 京太郎「いえ、とても似合っていますッ!」 京太郎「何かあまりにも綺麗で見惚れてしまって返事が出来ませんでした」ニコッ 率直に思った通りの事を言う。 竜華「そ、それは良かった……」カァァ 竜華「ふふっ……ふふふっ…♪」ニヘラッ 直後、竜華が俯く。 ……ちなみに京太郎からは見えないが頬を染めて非常にだらしのない顔でにやけながら。 竜華(……もし似合ってないとか言われたら泣いてたかもしれへんなぁ) 竜華(けど……褒められてもうた……案外今年こそいけるかもしれへんなっ!)ニコニコ 京太郎「何だろう……この状態……?」 何故か左右に頬を染めた状態に陥った美少女が二人居るといった状況に陥ってしまった。 怜「自分の胸に聞くんやなー」 自身の腕の中にすっぽりと収まっている姉が適当っといった感じで返事をしてくれる。 怜「ん~~……ぬくいわぁ……♪」スリスリ そう、姉は今自身の両肩にそれぞれ俺の腕を乗せて、まるでマフラーの代わりと言わんばかりに首に巻きつけている。 時折、少し寒いのかすりすりと俺の手に頬ずりをしてくる。 京太郎「だから防寒具を着ていけって言ったんだよ」 怜「え~~……なんでや?」 京太郎「だってトキ姉寒そうだし」 京太郎「……ってか実際擦りつけてくる頬冷たいしな」 怜「いやいや、そんな物付けちゃったらこうやって京ちゃんに頬ずり出来ないやない?」 怜「そんなん論外や」 怜「京ちゃんの温もりを肌で味わえないくらいなら凍え死んだ方がマシやっ」ニコッ 京太郎「やれやれ……正月から変わらねぇなぁトキ姉は……」ハァ 怜「ふふっ……くしゅんっ!」 強がりつつもやはり寒いのか姉が可愛らしいくしゃみをする。 京太郎「……だから言ったんだよ」 怜「にししっ……くしゅんっ……」 京太郎「はぁ……正月から一つ貸しだからな」スッ 3人と違い普段着で来ていた京太郎がロングコートを脱ぎ、姉の着物の上から着せる。 ちなみに姉は淡い水色の下地に水玉の模様が入った着物を着ている。 口にこそ出していないが、何処か儚い雰囲気を持った姉によく似合っていると思った。 怜「んっ……ありがとな、京ちゃん」ニコッ 京太郎「前よりは体調が良いっていってもトキ姉が病弱なのには変わりがねぇんだから無理すんなよ」ギュッ 怜「あっ……」カァァ 姉に回している腕に入れている力を強め、こちらへと引き寄せる。 抱きしめるような形になるが、姉に風邪でもひかれたら困るので仕方ない。 基礎体力が無いせいで姉は一度風邪を引くと長引きがちな上に、苦しそうにしている所を京太郎としても見るのは非常に心苦しい物があった。 京太郎「……着物の上からコートって……まぁ変かもしれねぇけど許してくれよ」ギュッ 京太郎「トキ姉が辛そうにしている所……見たくねぇからさ」 怜「………んっ♪」コクンッ 怜(羽織らせてくれたコートから…京ちゃんの匂いが……)スンスン 怜(にししっ………元旦から幸せや)ニコニコ 怜「そや……お礼や」ピトッ 怜「京ちゃんの手……私が暖めたるっ♪」 自身の首元に回されている京太郎の腕から覗く手に自身の両手をピトッとそれぞれ密着させる。 腕部分と違い、手袋を履いていないせいで露出した京太郎の手はとても冷たかった。 京太郎「ってトキ姉の手も冷たいじゃねぇか」 怜「そんなんお互いで触れ合っている内に暖まるやろっ」ニコニコ 京太郎「ん……それもそうか」 怜「せやせやっ♪」 竜華(……この二人) セーラ(本当に姉弟なんやろか……?) セーラ(って言いたくなるくらい仲ええわぁ) 竜華(……今年も厳しい戦いになりそうや)ハァ 二人は内心でこれからの1年に予想される激戦を想像し、ため息をつく。 京太郎「っと着いたな」 そんなやりとりをしている内に賽銭箱の前へと到着する。 怜「さて、お参りしよか」 竜華「せやなっ~」 チャリーン それぞれ小銭を投げ入れる。 パンパン セーラ「今年こそ白糸台を倒して優勝出来ますようにッ!」 元気よくセーラが言う。 竜華「あははっ……セーラ願い事は口に出したらあかんで……」 怜「せやせや、口に出したら叶わなくなるってよく言うなぁ」 セーラ「ほ、ほんまかいなッ!?」ガビーン 京太郎「ふふっ、今のは聞かなかった事にしますんでもう一度お願いごとをするといいと思いますよ」 セーラ「わ、わかったでっ!」グッ 京太郎(……今年こそ千里山が……竜華さんやセーラさん、そしてトキ姉がインターハイで優勝できますように!) 京太郎(……それともしもう一つ可能なら) 京太郎(トキ姉が今年も一年健康で居てれますようにッ!) 怜(私達の最後の夏……竜華やセーラ、京ちゃんの助けに報いるためにも) 怜(うちをレギュラーに抜擢してくれた監督のためにも……勝てますように……) 怜(それと……もしもう一つ可能やったら) 怜(今年こそ京ちゃんと………を……ます……に♪)ニコッ ……… …… … 京太郎「さて、後がつかえていますし俺達は避けるとしましょうか」 竜華「せやなっ」クルッ セーラ「この後どうするんやー?」クルッ 二人が神社を後にすべく来た道を引き返す。 怜「京ちゃんっ」ギュッ 京太郎もそれに続くべく、後ろを向こうとするが片手をぎゅっと握られる事で立ち止まる。 京太郎「ん、どうしたトキ姉?」 怜「今年も一年仲良くよろしくなぁっ♪」ニコッ 京太郎「ん……当然だろ」ギュッ その手を握り返し、手を繋いだまま姉弟で神社を後にする。 そんな二人の顔には笑顔が浮かんでいた。 カンッ
https://w.atwiki.jp/custom4/pages/5.html
まとめサイト作成支援ツールについて @wikiにはまとめサイト作成を支援するツールがあります。 また、 #matome_list と入力することで、注目の掲示板が一覧表示されます。 利用例)#matome_listと入力すると下記のように表示されます #matome_list
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1508.html
106 :ロリ姉とたっくん1 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 04 20.63 ID Iv5qW+Fw (2/11) 俺の姉。名を神咲瑠璃子(かんざき るりこ)。 大人っぽくていい名前だと思う。姉弟の俺から見ても。 聞くからに優しく物静かなお姉さんと言った感じだろう。 そう、名前を聞いて格好良い女性を想像した人も多いと思う。 そしてその想像は必ず裏切られることになる。 そう特にこの時期は。 「お前の姉ちゃんって綺麗って聞いたぜ? 見に行こうぜ」 「入学式だろ? 嫌でもこれから目にするって」 友人の質問に、俺はうぜえと言った感じで机に突っ伏しながら答える。 「でもさ。お前と同じガッコの奴が絶対見とけって」 「誰だよ、そんな無責任なこと言うやつは」 どうせネタにしようとしてるに決まってる。姉ちゃんは良くも悪くも有名人だからな。 「行こうぜ!」 「いやだ」 「名前からして相当な先輩なんだろ? 俺に惚れられるのが怖いか?」 「そうやって期待持つと泣くことになるぞ」 「またまた~もう名前からして美人で大人の先輩って感じじゃん」 「だからさ…」 そう言いかけた時だった。教室の外から声がしたような気がした。 「たっくーーーん!」 俺は耳を塞いだ。あの声は幻聴だ。絶対にそうだ。そうに決まってる。 「おい、廊下からすげえ可愛い子が手振ってるぜ。ちっちゃくて可愛いなぁ。俺たち新入生であんな子いたっけ?」 だからアレが俺の姉ちゃんなんだよ! 「神咲くん、あの子…じゃなかった。お姉さんが呼んでるわよ」 「ああ…わかった…」 俺は廊下に出ることにする。友人を見ると興味ない顔で手を振っていた。 おまえさっきまで興味深々だったよな? るり姉見た瞬間興味ゼロかよ。 「ようロリ姉、なんかよう…ぐふっ!」 言った瞬間鳩尾に姉のパンチが入っていた。 「なんか言ったかなぁ? たっくん」 「い…言ってません」 瑠璃子だからるり姉と呼んでいる。でもつい本音が出てロリ姉と読んでしまうことがある。 そう。目の前の姉は俗に言うロリ系と呼ばれる部類に属する。 身長142㎝。黒髪の左側にツーテールのロング。 バストは…小さいけど普通だと思う。出るところは出てるし。 そしてルックス。明らかに高校2年とは思えない。ぶっちゃけ小学校6年でも通用すると思う。 とにかく幼い。でも見る人が見たらむちゃくちゃ可愛いんだとか。まあ俺には理解不能だ。 「たっくん今日の帰りヒマ?」 「めっちゃ忙しい」 「入学祝いしたいんだけど」 107 :ロリ姉とたっくん2 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 06 10.45 ID Iv5qW+Fw (3/11) るり姉は指を口に当てて上目遣いをする。俺は昔からこれに逆らえない。 姉に異性など感じない。感じても所詮姉だ。なんとも思わないはず。 だけど俺は何かを感じてしまう。なぜか逆らえない気持ちになるのだ。 「ああ、いいよ」 「やった。じゃあ放課後迎えに行くね」 「好きにしてくれ」 「うふふ。じゃあねぇ。あと何か学校でわからないことあったらなんでも聞いてね」 そう言って姉は自分の学年の階に降りていった。 俺は教室に戻る。 「おまえロリコンでシスコンだったんだな」 「…」 アホな友人が決めつけてくる。ああ…やっぱり… 周りかもヒソヒソ声が… 「神咲くんって結構タイプかと思ったけど…」 「あれじゃあね」 「お姉さんも可愛いしあれは相当見る目厳しんじゃない」 「あの人と自分見ると自信なくすわぁ」 言いたい放題だ…ああやっぱり…中学の時と一緒だ。 姉と一緒に玄関を潜る。いい年して姉弟べったりで恥ずかしいと思う。 でもこの習慣が変わることはない。なぜか変えようとも思わない。変えたほうがいいのに。 後ろからカチリと玄関の鍵を閉めた音が鳴った。 「たっくん」 「何?」 「入学祝いするね」 そう言って腰に手を回して背中を直に触ってくる。 「おい! なんだよ、るり姉!」 「別におかしくないよね?」 「おかしいに決まってるだろ! なんのつもりだよ!」 俺を見ながら、るり姉は自分の口に指を当てて上目遣いでもう一度囁く。 「別におかしくないよ。今時の姉弟ってこんなもんだよ」 いや、おかしい…くないのか? なんか頭がくらっときた。 確かによくあることなのかも知れない。 「お姉ちゃんがキスしてあげるよ。ちょっと屈んで」 「あのさ、るり姉…」 いや明らかにおかしいだろ! 俺も何屈んでんだよ。 「ん…ちゅ…んぐ…ちゅ…」 「んぐっ…ん?」 姉にディープキスされてる俺。 幼い顔をした姉が間近になる。 良い匂いがする。熱心に舌と唾液を絡めてくる。 108 :ロリ姉とたっくん3 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 07 53.55 ID Iv5qW+Fw (4/11) 「ん…んチュ…ん…あふ…」 「うん…んん…んく…!」 って何やってんだよ! 急いで姉を引き剥がす。 「おい! るり姉! やっていいことと悪いことが!」 「入学祝だよ。それに欧米では普通だよ?」 また上目遣いで口に指を当てる。 普通…なのか…? 言われてみればドラマとかでは普通にしている。 でも姉弟だぞ。ディープキスまでは… いや、するのかも知れない… 「これからたっくんにしてあげることは姉と弟なら普通のことだし。凄く気持ちのいいことで、お姉ちゃんを抱きたくて我慢できなくなるんじゃないかな?」 また上目遣いで指を口に。その人差し指をねっとりと上下に舐める動作をするるり姉。 ああ、あんなふうにしゃぶられたらたまんないだろうなぁ…あの幼い口におもいっきり精液をぶちまけてみたい。 おい! 今何考えた? 俺? しっかりしろ! 姉弟だぞ! 近親相姦だぞ? 「ん…お祝いだから普通のことだよ。これからお姉ちゃんはたっくんにフェラチオしてあげるけど私にしゃぶられるたびに幸せな気持ちになると思うよ」 ああ…そうなのかも知れない。るり姉のことは嫌いじゃない。大切な血の繋がった家族だ。 第一、俺のモノはビンビンに立ってる。るり姉にしゃぶってもらいたい。 これは家族を思う普通の感情だ…と思う。いや、違うだろ! さっきから頭がくらくらする。 「でもたっくんの意見を尊重するよ。私はたっくんがしゃぶって欲しいならしゃぶってあげる。幸せにしたげる」 「るり姉…」 「たっくん、きっと気持ちいいよ。お姉ちゃん、がんばるから。たっくんを気持ちよくしてあげたいの」 「でも近親相姦…」 「それだから余計に興奮して気持ちよくなるかもね」 指を口にしたるり姉の気持ちが伝わってくる。ああ、そうだ。このまま一線を超えたら… だからダメなんだって! でもるり姉にしゃぶってもらえたら… そう、だから興奮するんじゃないのか? そう、姉弟だから…あの幼い顔と体と口がたまんないんじゃないか? 禁忌だからこそ燃えるんだろ? 「精液も飲んだげるよ。飲みたいの」 「るり姉…」 「なあに?」 「しゃぶってよ」 「本当!?」 「我慢出来ない。早く…るり姉、口で…」 「うん!」 るり姉がしゃがんで俺のズボンのベルトに指をかける。チャックから出た俺のモノは今にもはちきれないばかりだった。 それを手にとる。まじまじとそれを見つめるるり姉。 「たっくん凄い…」 「るり姉…早く…」 「うふ…わかってる。ちゃんと唾を付けて濡らして…んぐ」 るり姉が俺のチンコを咥えた。ヤバイ。気持ちいい。 るり姉の口の中があったかい。上目遣いで見るるり姉を見るだけでいけないことをしてるのが痛感できる。 「んん…ちゅぽ…んちゅ…ちゅ…んん…ん…んぐ…んふ…たっくん…どう…?」 109 :ロリ姉とたっくん4 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 09 22.28 ID Iv5qW+Fw (5/11) 上下にゆっくりと俺に媚びたように上目づかいでチンコをしゃぶる。その幼い顔を見るたび幸せな気分になる。 早く出したい。るり姉に俺の精液を飲ませるんだ。 「ん…ちゅぐ…んぐ…ちゅる…ん…はっくん…ひひでひょ…ん…ひい…んぐ…」 るり姉は本当に可愛い。どれだけ俺を想ってるのか強烈に伝わってくる。 るり姉の幼い口を犯してる気分は最高だ。こうやって意識してみるとその仕草はかわいすぎる。 そろそろこみ上げてきた。出そうだ! 「るり姉…出る!」 「ん! 口に出して! 私にたっくんのザーメンいっぱい飲ませて!」 そう言ってディープスロートを必死で始めるるり姉。懸命な姉の姿に感動を覚える。 ああ…るり姉…好きだ…気持ちいい。 「んぐ…ん…ちゅ…ちゅく…ちゅる…ん…んん…んぐ…んぐ…ん…ちゅ…んぐ…ん…ちゅぅ」 「出る! 出るよ! るり姉、飲んで!」 思い切りるり姉の頭を掴んで、その幼い顔を引き寄せた。 「んーーーー!! ん! んん…!」 その口に思いっきり精液をぶちまける。 るり姉の口の感触とザーメンの熱さがチンコに伝わってくる。 気持ち良すぎる! オナニーなんかと比べ物にならない! 「んん…こくっ…ん…ごくん…んぐ…ん」 必死で大量に出したザーメンを飲んでいるるり姉。 「ぷは…ああ…あごがしんどい…」 「おい、るり姉、だいじょうぶか?」 「うん…ありがと…」 瞬間凄い罪悪感がした。姉とファーストキスをした。 それどころか姉にしゃぶってもらってしまった。 さらに大量に精液を飲ませてしまった。しかも姉弟で… もし世間にバレたら… 「たっくん」 「な…何?」 「大丈夫だよ」 「な、何が?」 「お姉ちゃんのフェラチオ気持よかった?」 「フェ…!?」 直接的な言葉で聞くと物凄いことをしたと実感する。 るり姉の口元にはまだ精液が付いている。 なんてことをしてしまったんだろう… 「るり姉…ごめん…ごめん」 許されることじゃないけど自分からしたことだ。 謝るしかなかった。 「…優しいんだね、たっくんは」 「な、なんでだよ…」 110 :ロリ姉とたっくん5 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 10 11.56 ID Iv5qW+Fw (6/11) るり姉が俺の頭を包み込むように抱いてくる。 幼い体つきの割に意外と胸もあるんだと不埒なことを考えてしまう。 「悪いのはお姉ちゃん。たっくんは悪くない」 「そ…んなこと言っても…う…」 「今日、朝から変じゃなかった?」 「何が…だよ…」 「私がほら、こうすると…」 るり姉が口元に人差し指を当てる。 「……!」 動けない。固まってしまう。 「ごめん。2ヶ月前から催眠術かけてたの」 「あ…あ…」 そう言えば思い当たる節がある。るり姉は毎日、夜中に俺の部屋に来ていた。 部屋に入ってしゃべりかけてくるだけで特別なにもないと思ってたけど。 「だから、ほら…おちんちんまだ硬くなるでしょ?」 ニッコリと妖艶な幼い顔で笑いかけてくるるり姉。 「あ…っく…」 その仕草に反応して反応してしまう。駄目だ。時分の姉なのに… 「たっくん。可愛い。それじゃ今度は私がするね。ほら、お姉ちゃん綺麗でしょ?見て」 制服を脱ぎだするり姉。小柄な体に反して凄くイイ体をしてる。 バストは控えめでも思ったよりある。ウエストもしまってる。 パンツを脱ぐときのおしりのラインに興奮してる自分がいる。 「犯して」 全裸になった姉に対してドクンと心臓がなった。 「好きにして。ほらお姉ちゃんのおまんこ見て。濡れ過ぎちゃってどうにもならないの」 指でおまんこを広げるるり姉。俺の理性は切れていた。 「きゃあ!!」 るり姉の腕を掴んでソファに押し付ける。後ろから胸を揉みまくってやった。 「あはぁん…お願い…優しくして…ん…ううん…」 小振りで意外とあるおっぱいを揉んだあと、両手でるり姉の腰を掴んで、バックの体制を取った。 「ああ! ちょっと! 初めては向きあいながらがいい!」 「知るかよ」 弟の純情弄びやがって。 「お願い!」 泣きそうなるり姉を見て小学生を犯してる気分になる。 構わず後ろから挿入した。 111 :ロリ姉とたっくん6 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 11 25.30 ID Iv5qW+Fw (7/11) 「んああぁ! 入ってくる! たっくんのが入ってくる! あぁ!」 凄い締め付けだった。その小さな体にこんな力があるのかと言うほど。 「あん! あぁん! …んふ! あぁん! あ…ああ…あふ…うぅ!」 るり姉のおまんこの中は熱くてキツくてヌルヌルしていて気持ちよかった。 フェラの時もすごいと思ったがこっちは別次元だ。 「あっ! あんっ! あっ! あんっ! ああっ! あぁん!」 後背位の形でるり姉の腰を持って突きまくる。 小学生は失礼だ。こんなエロい小学生がいるわけない。 せめて中学生だろう。それにしてもおまんこの中は気持よすぎる…! 「あん! あん! あはぁん! 突いて! もっと激しく犯して!」 「うるさいな」 パアンと思いっきり尻を叩いてやった。 「痛い!」 瞬間、おまんこの締りがきつくなった。 「うっ…!」 思わず射精しそうになる。さっきしたばかりなのに。 「はぁ! あん! たっくん、乱暴しないで…!」 涙目のるり姉を見てもっといじめてやろうと火がつく。 催眠術なんかセコイ真似で強姦しといてよく言う。 「まずそっちから謝れよ」 「え? た、たっくん?」 「俺は本気で悪かったと思ったんだぞ。騙しといてそれはないだろ」 「う、うん…ごめんなさい」 「よし」 「ごめんなさい」 「わかったから。もうすぐ出そうだからどこに出して欲しい」 「お尻か背中にかけて。妊娠は怖いから」 「そっか」 るり姉の華奢で幼くてエロい体を舐め回す。 繋がったままの状態で首筋と耳にキスしまくった。 「んふ…はふん…あふ…あん…もっと愛して…」 「じゃあ膣内で出すから」 「え?」 瞬間、るり姉の童顔が恐怖で引きつる。 セックスを開始した。懸命にるり姉のおまんこにちんぽを出し入れする。 「あんあん! あぁあん! や、やめて! 膣内はやめて!」 「はぁはぁ! いいじゃん! 孕んじゃえよ!」 「お願いぃ…やめてぇ…あん…あん…あふ!」 最初に手を俺に手を出したのはるり姉だ。 妊娠しても自己責任なはずだ。 なにせ弟を犯して弄んだんだ。 112 :ロリ姉とたっくん7 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 12 37.64 ID Iv5qW+Fw (8/11) 「はあ! ほら! 俺の子供産んでくれよ!」 尻を叩きまくったあとキュンキュンしまるおまんこの中を突きまくる。 「あん! ああ! やめて! 妊娠はいや! お願い! 外に出して!」 「くっ! 出そうだ! 中に出すぞ! るり姉!」 「やめてぇ!! お願い!! やめてぇ!!」 「ぐっ…!」 るり姉のおまんこが締まると同時に膣内に大量に射精した。 「あぁあぁっ! 膣内に出てるぅ! いやぁ! 妊娠しちゃうよぉ!」 「くぅ…!」 締り具合が半端じゃなかった。数秒続いた射精。 中の精液が全部絞り取られるんじゃないかと思った。 「熱いよぉ…熱い…いやぁ…」 自分のモノをるり姉のおまんこから引き抜くとドロッと精子と愛液が流れでてきた。 るり姉を犯してしまった思いと同時に幼い子を犯してしまった感覚にとらわれる。 ロリコンの気持ちがわかった気がする。大量のザーメンが流れでてくる姉のおまんこをみながらそう思った。 「やだよぉ…もっと…優しくして欲しかったよぉ…」 「るり姉から誘っといてよく言うよ」 「あぁん…たっくんが好きだったからぁ…」 「妊娠するって言ってたけど今日危険日?」 「ううん…でもこれだけ出されたら…」 「るり姉」 「な、何?」 「シックスナインしよう」 「う…うん」 はっきり言ってこんなもんで収まるわけがない。 こんな気持いいことがあるなんて知らなかった。 るり姉の体は最高だ。 俺を上にるり姉が尻をこちらに向けてまたがる。 まだ濡れ状態のおまんこにキスをする。 少し血の味もした。処女だったのか。 「あん…そこ…もっと上、クリトリス…うん、そこ舐めて」 「ん、わかった。るり姉も休むなよ」 「うん、はぐ…あむ…ん…ちゅ…ちゅく…ん…んふ」 お互いに性器を貪り合う。 そして今度は騎乗位の形になる。 「今度はるり姉が動いて」 「うん」 るり姉は時分のおまんこと俺のちんぽに手をやりながら、結合してくる。 「ん…はぅん…入った…あん」 るり姉のイヤラシイ幼い体が跳ねるたびに射精しそうになる。 「あん! あん! 気持ちいい! 気持ちいいよ! たっくん!」 「くっ! 俺もだ、るり姉!」 113 :ロリ姉とたっくん8 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 13 28.32 ID Iv5qW+Fw (9/11) 気持よすぎる。おまんこがちんぽへ吸いつきが凄すぎる。 近親相姦は相性が多いとは聞いたことがあるが、これほど凄いとは。 るり姉が初めてだからかわかんないけどシャレにならないくらい気持ちいい。 「あん、あ、あ…ああん、ぁあん、うふん、うぅ…あん! あ! イキそう!」 「ぐ…」 おまんこの締め付けがキツくなる。その瞬間るり姉の尻を思い切り持ち上げた。 正常位の形になる。我慢出来ない。早く射精したい。早く… 「あん! あ! あんあん! イキそう! イク! いっちゃうぅ!」 「イケよ! 俺も出そうだ! また中に出すぞ!」 「うん! お願い! 出して! たっくんのザーメン、私のおまんこに注いでぇ!!」 「くっ…出る!」 思い切りるり姉の胸を揉みながら深いキスをする。 「んん…んふぅ! 好き! たっくん好き!」 「俺もだ! るり姉! イクぞ!」 「来て! 来て! あんああん! あん! あぁん! んふ…んぐ…」 「ん…んん…」 思い切りお互いキツく抱きしめあいながらディープキスをした。 そのあとに続く快感。 「んんんんーーーー!!」 るり姉の膣と体が痙攣する。 その瞬間、大量に膣内に射精した。 「っく…気持よすぎるだろこれ…」 射精後も腰を振りまくってるり姉を犯しまくった。 その後、るり姉は失神してしまった。 114 :ロリ姉とたっくん9最終話 ◆qtuO1c2bJU [sage] :2012/02/04(土) 05 44 25.76 ID Iv5qW+Fw (10/11) 「姉さん、起きてよ、姉さん」 「ん…もう少し…」 「ダメ」 「寝かしてよ~」 姉さんを起こす。この人はいつまでも変わらない。 俺たちは社会人になった。それからもあまり生活は変わってない。 呼び方がるり姉から姉さんに変わったくらいだろうか。 結局姉さんの身長も体もあまり成長しなかった。 本人は成長したと言ってるが、俺的には成長しないもらいたい。 童顔でロリ系の姉さんが好きだから。 俺が今でも結婚しないのも姉さんがいるからだ。 姉さんもまたしかり。俺たちはあれからお互いしか愛せなくなった。 というのもお互い他の異性とも付き合ったが、結局帰ってくるのはお互い姉弟のところだから。 最初は罪の意識がかなりあったが最近はなくなってきてる。 実にヤバイことだと思う。 姉弟で結婚できたら一番いいんだろうけど、日本に結婚できる法律はないしな。 … お互いの通勤でいつもの駅に歩いている最中。 「姉さん」 「何?」 「俺たちどうすんだよ、これから」 「今日は仕事終わったらすぐに帰ってくるよ」 いつもと変わらなくて可愛い姉さんが微笑む。 「違うくて、将来だよ」 「え?」 「俺さ。日本で姉弟が結婚できる法律あったら間違いなく姉さんと結婚してるよ」 「ちょっと…!?」 姉さんは目をぱちくりしている。スーツ姿でもロリ可愛さはかわらない。 「たっくん、どうしたの? 熱でもあるの?」 「真剣な話だよ」 「でも今のままでいいじゃない」 「俺、姉さんの子供が欲しい」 「う…何を…」 「マジで言ってるんだぜ」 「うん、ありがとう、でも…」 「でも?」 「あはは…妊娠してるって言ったら信じる?」 「は?」 「いや…あの…たっくんの子…だよ…」 「マジで?」 「うんマジ」 姉さんの顔は真剣だった。 そしてこれからが俺たちの物語の始まり… 「姉さん、愛してる、結婚出来ないけど結婚しよう」 「私もたっくんを愛してます、幸せにして下さい」 二人の愛は永遠に ~FIN~
https://w.atwiki.jp/sun-ranch/pages/5.html
まとめサイト作成支援ツールについて @wikiにはまとめサイト作成を支援するツールがあります。 また、 #matome_list と入力することで、注目の掲示板が一覧表示されます。 利用例)#matome_listと入力すると下記のように表示されます #matome_list
https://w.atwiki.jp/dzxx/pages/5.html
まとめサイト作成支援ツールについて @wikiにはまとめサイト作成を支援するツールがあります。 また、 #matome_list と入力することで、注目の掲示板が一覧表示されます。 利用例)#matome_listと入力すると下記のように表示されます #matome_list
https://w.atwiki.jp/penguindrum/pages/15.html
目次 伏線・謎まとめ回収済み<高倉家関連> <夏芽家関連> <荻野目家関連> <その他> 未回収・半回収、回収済みだが説明が抽象的、人によって解釈が分かれる オンラインの小説版予約ページにあらすじのネタバレ(現在は削除) アイキャッチの路線図 エンドカードのセリフ 登場人物の口癖 伏線・謎まとめ 回収済み <高倉家関連> 高倉家が両親不在の理由 池部の叔父さんが「お前たちの両親はもうここに帰ってこない」と言った理由高倉家の両親は16年前に地下鉄の爆破事件を起こした団体の指導的幹部であり、3年前に指名手配された際に、姿を消していた。後に自宅から程近い廃ラーメン屋で白骨死体として見つかっている。死亡時期・死因は作中では語られないが、服装が当時の作業着のままであり、指名手配された直後に亡くなったものと思われる。 高倉家の外壁がカラフルにペンキ塗りされている理由両親の不在を悲しんだ陽毬を元気づけるために、兄たちがお人形の家を模して塗った。 貧乏な高倉家の暮らしぶりに似つかわしくない豪華な陽毬の天蓋付きベッドベッド本体は、兄たちが雨が降る日にゴミ捨て場から拾ってきて再利用したもの。小説版では天蓋の布やクッション類は、陽毬が少しずつ作り足してカスタマイズしていったことになっている。 高倉家の母親は「千江美」なのに、郵便受けのガムテープの下の名前が「○○子」に見えるのは何故?初期設定の変更等による作画ミスの可能性もあり。BD1巻では特段の修正形跡なし。 ⇒21話から右下に一本線が加えられ、やや歪つだが「○○美」っぽく見えるよう修正された。 陽毬のクマのぬいぐるみの腹・目・頭に補修の痕跡がある理由陽毬のベッドをお人形ハウスのように改造する際、兄が踏ん付けて中の綿が飛び出した。その後兄が直し、縫い目や眼帯がついた。 水族館のペンギン水槽で陽毬の脚が透けて見える理由 水族館の土産物屋からなぜ陽毬はいなくなったのか、倒れて発見されるまで何をやっていたか不思議なペンギン(今でいう3号)を見掛けて追いかけ、そらの孔分室へ迷い込んでいた。ただしそらの孔分室は非現実的な空間のようで、倒れていた場面には直接繋がっておらず、走り出した直後に体は広場で倒れて意識を失う→精神のみ図書館を訪問 という流れと推測される。 最初に陽毬が死んだ際の冠葉の「これは俺たちへの罰」発言冠葉は両親の罪の報いが陽毬に巡ってきたと認識している。一方、晶馬は陽毬を高倉家に選んだせいでこうなったという罪悪感から罪の報いは自分に降りかかるべきと思っている。 プリンセス・オブ・ザ・クリスタルが冠葉の胸から抜き取った赤い玉は何か一度死んだ陽毬の体を生かしておくために、冠葉が命を分け与えた。効果は一時的な繋ぎにすぎず、途中で電池切れを起こして再び死亡。二度目を試みたがもはや冠葉では不可能で、陽毬は眞悧のアンプルを使って蘇生された。 最終回で晶馬の胸から取り出して→陽毬→冠葉と渡され、「ピングドラム」と呼ばれた赤い玉と同種の外見。 (小説版)晶馬が後ろめたく思っている「脛の傷」自分が生まれた日に大勢の人が犠牲となった事件を起こした主犯格として、両親が指名手配されていること。 苹果が初めて高倉家を訪ねた際、冠葉が写真立てを伏せた理由両親が事件容疑者であることを、他人の苹果に気付かれないため。 冠葉へしばしば掛かってくる電話の相手交際女性からの電話が大半だが、高倉家の家を維持するためにKIGAに再度出入りするようになってからはKIGAメンバーからの連絡も混じり始めたものと思われる。 冠葉はたびたび黒服男たちと密会して何をやっているのか高倉家を維持するための資金の確保がメイン(「散々な一日だ」や「あいつらは危険な団体」発言から、尊敬する剣山を奪ったKIGAを嫌っていることが伺える)だったが、陽毬の病状悪化や眞悧から見せられた両親の幻影に惑わされ、KIGA幹部として16年前のミッションの完遂を目指している。 苹果に「家族のうわべを取り繕っているだけ」と言われて晶馬が逆上した理由実際、血の繋がりがない三人で必死に家族の形を維持しようとしている図星を突かれたから。また、3年前の家宅捜索以降すでに平穏な家庭は崩壊していたのに、それに触れないよう団欒を保っていたから。 水族館のペンギン水槽前で、陽毬視点から見えたペンギン帽の男の子は何者か真砂子の弟の夏芽マリオ。彼もまた不治の病を抱えているらしい。 陽毬の回想で最後の登校日に消しゴムを投げつけられていたのは何故かこの時期に、両親が16年前の事件容疑者として大々的な報道をされたためと思われる。 陽毬に運命の果実をくれた男の子の正体晶馬。 19話までは、冠葉、眞悧、多蕗(髪の色、プリクリ=桃果とした場合の想い人)、山下(髪の色、今までずっと顔を映さない演出)、マリオ(9話に合わせて初登場)などの説もあった。 なお、9話のEDクレジットでキーパーソンである「運命の人」のキャスト表示が無かったこと、および水族館のペンギン水槽前に立つマリオは口を開けて喋ってはいなかったことから、水族館の男の子の声≠「夏芽マリオ」の声優=林檎を渡した男の子の声 とする説があったが、ペンギン水槽前の男の子の声は1話とは異なっており、水族館の男の子の声=「夏芽マリオ」の声優≠ 林檎を渡した男の子の声=19話で晶馬の声に変わる前の声優だと思われる。口を開けてないのに親子連れの男の子の声がマリオに変わっていたのは、陽毬と晶馬で見えている景色が異なるという強調の演出か。 事件の朝、剣山が出産報告を受けた際「男の子ですか」のセリフが双子の誕生っぽくなかったこのとき高倉夫婦に生まれた実子は晶馬1人だけ。冠葉は夏芽家から実父の死後に引き取られた養子。 剣山たちは16年前の事件時に具体的に何をしたのか爆薬を内蔵した黒いテディドラム(くまロボット)を各電車内に大量に置いて回り、爆発させた模様。 プリンセス・オブ・ザ・クリスタルが電池切れで倒れる間際に言った「世界は闇うさぎを呼び込んだ」の意味陽毬の命を繋ぐためのアンプルを携えて眞悧が現実世界に登場した際、2匹の黒い兎の化身と思われる少年2人(シラセ・ソウヤ)を連れていた。彼らは、晶馬が語った「メリーさんの羊」でメリーさんを唆した黒兎と同じリボンを頭にしている。 ⇒16年前、眞悧を止めようとした桃果とのやり取りで、眞悧が2匹の兎の姿に分かれるシルエットが映る。闇うさぎは、呪いのメタファーとしての眞悧を指していると思われる。 ⇒23話のラストでシラセ・ソウヤが氷の世界で何者にもなれずに消えていった子供たちの「現状の社会への怨念・復讐心」を独白している。 電池切れの間際にプリンセス・オブ・ザ・クリスタルが言った「奴を止めろ」の「奴」は誰か眞悧、冠葉(眞悧の誘惑に乗って道を踏み外そうとしている)、多蕗(実行犯である高倉家への復讐を狙っている)など諸説あったが、闇うさぎ発言との関連では、眞悧の陰謀の阻止を指していたと思われる。 ラーメン屋で冠葉と会っていた千江美の顔に傷跡がない両親との会話は眞悧が作り上げた幻想で、実際にはその場にいない。鏡で負傷してから家宅捜索で姿を消すまであまり期間がなく、美しい思い出の中の母親として記憶に残っているのは、怪我のない綺麗な顔だからだと思われる。 幼い陽毬がこどもブロイラーで大事そうにしていたマフラーは何?KIGAアジトのある団地で晶馬がくれた。 <夏芽家関連> 赤弾のスリングショットを所持した謎の女性の正体夏芽真砂子。 父親が高倉夫婦と同様KIGAに関与していた、夏芽財閥家の娘。物語終盤で冠葉の双子の実妹だったことが判明。 真砂子はどこから記憶消去の赤弾を入手したか幼少時に出入りしていたKIGAのアジトに、箱詰めで大量にあるのを見知っていた。 真砂子に電話で指示を与えている黒幕らしき相手は誰か眞悧。受信相手の携帯表示は「運命の至る場所」。真砂子も弟のマリオの命を眞悧に繋いでもらっている。 ペンギン帽のマリオを見せられた冠葉が驚愕し、それ以上は日記の引渡しを強要しなかった件マリオは冠葉の実弟であり、彼もまた陽毬と同様、真砂子が指示に従い日記を追うことで辛うじて命を繋いでいる体だと知って、マリオの命を無下にするような手出しは出来なかった。 冠葉が子供のころ真砂子に言った言葉「呪われるなら、一緒に呪われてやる。それが俺たちを繋ぐ絆だ」。 子供のころの冠葉(服にKIGAマークあり)はどういう接点で夏芽邸に出入りしていたのか冠葉・真砂子・マリオはもともと夏芽家の兄妹。 幼い頃は三人ともKIGAアジトの団地に住んでいたようだが、父親が真砂子・マリオにKIGAへ残るよう求めた際、冠葉が代わりに残ることを申し出、真砂子・マリオは普通の子供として生きるべく夏芽家へ戻った。 父親の手紙で「四人で暮らせる日を心待ちに~」「四人」は、かつて一緒にKIGAにいた父親と冠葉・真砂子・マリオの子供達だと思われる。 なお、母親の消息については作中での描写はない。小説版では、夏芽家の重苦しさに耐えかねて家を去り、もはや二度と戻ってくる見込みはない様子。 父親の「冠葉、お前を選ぶんじゃなかった。私は家族に失敗したよ」という言葉上記の、KIGAへ残す子供の選択にまつわる発言と思われる。この言葉がトラウマになり、冠葉は夏芽家を激しく嫌っている。 <荻野目家関連> 苹果が多蕗のストーカーになった理由姉の遺品の日記に記された「ここに書かれた未来が真実になるとき、大切なものが永遠になる」を実行し、バラバラになった家族の生活を取り戻すため。 今は日記をなぞるのを放棄し、現状を容認して、父親の再婚を祝福している。 日記の内容が高校生にしては幼い件日記は元は苹果のものではなく、小学生で亡くなった姉の桃果の遺品。 荻野目家が父親不在の理由桃果の死後、苹果の養育方針で母親と意見を違えて不仲になり、離婚した。現在は再婚済み。 荻野目家のカレーの日の謂れ姉である桃果の月命日に、彼女の好物だったカレーを家族で食べる習慣になった。 「赤いくつの女の子」のくだりで日記文字は「エレベーター」だが苹果の読み上げ声は「エスカレーター」単純な作画ミスの可能性もあり。4話の絵コンテ担当がTwitterで、どの箇所の事かは不明だが「ミスです」との発言。ただし4話では他に、晶馬のインナーの七分袖が1カットのみ描かれず素手になっている明らかなミスもある。 ⇒BD2巻で「エスカレーター」に修正されたため、作画ミスだったと思われる。 晶馬が苹果の母親と会話した際、「高倉?…まさかね」と引っ掛かっていた理由長女の桃果を死に追いやった事件の主犯格である高倉夫婦と同じ苗字だから。 苹果の日記を奪ったのは誰か前半を病院から持ち去ったのは、真砂子(の指示を受けた執事の連雀が実行者と思われる)。 後半をバイクで破り去ったのは、ゆり。 ゆりの行動目的日記を使って、16年前の事件で消えた桃果を取り戻すこと。父親に「醜い」と否定され、クラスメートとも疎遠だった本当の自分を「美しい」と言って受け入れてくれた桃果を愛している。 トップ女優のゆりと一介の教師の多蕗がどういう経緯で出会って結婚することになったのか桃果・多蕗・ゆりは、小学校の同級生。ただし、結婚を決めたこと自体は、桃果を取り戻すための行動を取りやすくする偽装だった。現在は二人が「家族」でいることに一定の愛着が湧いてきている様子。 多蕗の手の傷ができた経緯年下の弟の方が音楽の才能に優れ、いずれ追い越されるだろうと気付いたため、自分が一位のままピアニストとしての時間を止めて母親の愛を得ようと自らピアノの蓋に手を挟んで弾けなくした。 日記による運命乗り換えの具体的な発動方法、呪文最終回で使われた呪文は「運命の果実を一緒に食べよう」。最終回で苹果が発動した際は、イリュージョン電車空間で文字通り乗り換えを促す駅員アナウンスが流れた。 ただし、必ずしも桃果もこれと同一のフレーズではなく人によって言い回し自体は異なる(=愛情を伝える大切な言葉なら何でも良い)との説もある。 <その他> ピングドラムとは何かBD1巻の付録インタビューによると、抽象的な概念でなく具体的な物品らしい。 ⇒最終回で、晶馬の胸から取り出して陽毬、冠葉へと渡された赤い玉。燃える蠍の炎や、運命の果実である林檎としての姿もとる。ピングドラムを分け与える行為は、愛や運命を分かち合うことを可視化して表現していると思われる。 地下鉄の吊り広告やED等に登場するダブルHとは何者か陽毬の同級生で、もとは3人のトリプルHとして応募しようとしていたアイドルユニット。 眞悧の正体、目的元は人間で、医師の優秀な助手だった。世界に絶望して壊そうとピングフォースを組織し、16年前のテロ事件を起こしたリーダーだが桃果に阻まれて消滅されかけ、「幽霊」のような「呪いのメタファー」としての存在になった。今、かつての幹部であった高倉や夏芽の遺児たちを実行役に利用して、再び世界を破壊しようとしている。 眞悧は日記があると「ゲームに勝てない」理由、自分の手で直接処分できない理由16年前の桃果のように、日記を使った運命の乗り換えで自分を邪魔する者が現れるのを恐れていた。桃果に半分まで追放のための呪文を唱えられたこと、現在は実体のない存在になっていることなどから、桃果の力の依り代であり、今も現実世界に存在する日記へ、直接に物理的な損壊を加えられないものと思われる。 未回収・半回収、回収済みだが説明が抽象的、人によって解釈が分かれる 運命の至る場所とは何か東京スカイメトロ荻窪線の95番目の駅。手前の94番目の駅は「生存戦略」。ただし、多蕗は建設中の高層ビルが「僕たちの運命の至る場所」と発言しているので、登場人物の絡みごとに運命の至る場所は異なると思われる。 ピングフォースは何を目的とした集団か、「世界をピースする」とはどういう意味か剣山いわく、矛盾に満ちた世界を浄化して「本当の事だけで生きられる美しい世界」を取り戻すこと。 リーダーの眞悧いわく、人々の生き方を規定し幸せを阻む“箱”を壊して、世界を破壊すること。 こどもブロイラーとは何をやっている場所か「いらない子供」を集めて「透明な存在にする」場所。危惧しているものの、剣山たちにも手が出せない。実在の施設だとする説と、社会構造の比喩や心象風景だとする説がある。 プリンセス・オブ・ザ・クリスタルの正体ペンギン帽については、桃果。16年前の事件で眞悧を止めようとした桃果が、返り討ちで二つのペンギン帽に姿を変える描写がある。23話では、帽子だけが桃果の声で直接晶馬へ語りかけている。 プリンセス・オブ・ザ・クリスタルの人格については、生前の桃果の言動とは大きくかけ離れており、ダブルHやお人形のミカちゃんと似た衣裳・レースフリルや良い匂い(小説版)・TVの時代劇めいた口調など陽毬の嗜好と合致する要素が多々あるため、陽毬の意識も関与していると思われる。最終回では、瞳の色が変わらず陽毬の人格のままプリンセスの衣裳になった。 「生存戦略しましょうか」はどういう行為を指すのか剣山たちピングフォースのメンバーは、今の世界を壊すための計画を「これが我々の生存戦略」と言っていた。13話で眞悧が冠葉にアンプルを勧める際に言ったのも、親の代で果たせなかった計画に引き込む意図と思われる。 プリンセス・オブ・ザ・クリスタルは、彼らとは違った意味でピングドラムを見つけて破滅の運命を回避することを促している様子。 ペンギン達の正体、クール便で高倉家に送りつけたのは誰か9話で自分から段ボールに入り、こどもブロイラーのロゴが入ったコンベアを逆送されてくる描写がある。エスメラルダがどういう経緯で真砂子のもとに来たのかは、描写がない。ペンギン=「氷の世界」における「生存戦略」に成功した生き物の例として描かれているとする説。最終回イベントのトークで、「結局ペンギンは何だったんですか?」の問いに対し、監督ははぐらかし気味に「ペンギンは寒いところに居ますよね」と答えている。 ペンギン=「企鵝(きが)」と、「飢餓(きが)」=愛情の欠乏感 とを掛けているとする説。 単に「電車」からのイメージで、Suicaのキャラクターであるペンギンを画中のマスコットとして配置したに過ぎないとする説。試運転マニュアルの監督インタビューで、物語作りの契機について「駅の改札で使うICカード」に言及している。 16年前の事件を起こしたのは両親なのに、桃果の死を自分のせいであるかのように晶馬が語った理由「僕たち」には両親も含まれ、親の罪を子である自分も一体として感じているという説 高倉夫婦は、生まれてくる子供のために理想社会への想いを強めたのが、実行への一つの契機だとする説 高倉夫婦や夏芽父の死因明示的な言及はされてないが、氷壁から落とされるペンギンや「利用され殺された」との真砂子の発言から、何らかの仲間割れや捜査のスケープゴート・口封じとして、KIGAの組織員に抹殺されたものと推測される。 眞悧が鷲塚医師の机に置いた写真の「南極環境防衛隊」とはどういう集団か作中で具体的な説明はない。最初に机に置かれた時点では居ないが、鷲塚医師と語らうシーンでは眞悧も一緒に写っている。「氷の世界」における活動に掛けた絵的表現であるとする説。 剣山が演説しているピングフォースのアジトに棲息環境が脅かされている野生動物たちの写真が貼ってあること、こどもブロイラーのような消されゆく弱者を危惧している思想などの端々から、環境保護団体としての活動も行っていたとする説。 晶馬が語った「メリーさんの羊」のお伽話は何の比喩か外見的には、3匹の羊は晶馬・冠葉・陽毬であり、メリーさんは剣山のシルエットと似ている。枯れた林檎の木は母親の千江美を指し、千江美が病に倒れるなどしたと考える説 枯れた林檎の木は、夢や希望が失われて殺伐とした世の中を指すとする説 世界を照らす樹を蘇らすために禁忌を犯したのは、理想社会を取り戻すためのテロを指すとする説 陽毬も生まれた後の時期だと思われるので、灰を盗んだのは16年前のテロとは別の出来事を指しているとする説 樹の復活を喜んで羊たちが目に入らないメリーさんは、KIGA活動に没頭し子供が放ったらかしなのを指すとする説 元は晶馬が冠葉から聞いた話で、晶馬は高倉家の事だと思って脚色して話しているが、実は夏芽家の話(3匹の羊の一番下はマリオ)だとする説。 10年前に晶馬や冠葉が入っていた檻は何か23話で眞悧が語っていた、自分という殻の「箱」だと思われる。物理的に監禁されて餓死しそうな訳ではなく、愛に飢えている比喩だという解釈が優勢。冠葉のみならず晶馬まで飢餓状態なのは、20話の電光掲示板にあるように晶馬も「ひとりぼっち」で、一見子供想いな高倉夫婦も、その愛情の発露が理想社会を作り上げるためのKIGA活動に向き、本当に子供が求めている種の愛情は与えられていなかったからとの説がある。 眞悧は「たとえ隣同士でも箱を出て触れ合うことはできず、幸せにはなれない」と否定的に語っていたが、檻の隙間から手を伸ばして運命の果実(=愛の証)の受け渡しを行うことは可能だった。 檻の中で冠葉の側だけに林檎があった理由冠葉は誰か(高倉夫婦?夏芽父?)に「選ばれた」存在だからとする説 直前に「大切な人へ残す言葉」について語り合った際、冠葉には妹弟の真砂子・マリオという愛する対象がいたがひとりぼっちの晶馬には思い浮かぶ相手がいなかったからとの説。 晶馬はすでに陽毬に林檎を分け与えていたためとの説。 三兄妹の間でのピングドラムの輪り方冠葉→晶馬(箱の中)、晶馬→陽毬(こどもブロイラー)、陽毬→冠葉(最終回or実父の葬儀時)と循環しているという解釈。 以下のような経緯で、陽毬だけ生き残って兄たちが消えたとする解釈。 箱の中で林檎を見つける 冠葉: 1 晶馬: 0 陽毬: 0 冠葉⇒晶馬へ半分渡す 冠葉:1/2 晶馬:1/2 陽毬: 0 こどもブロイラーで晶馬⇒陽毬へ半分渡す 冠葉:1/2 晶馬:1/4 陽毬:1/4 1話の生存戦略で冠葉⇒陽毬(プリクリ)へ半分渡す 冠葉:1/4 晶馬:1/4 陽毬:1/2 最終回で晶馬⇒冠葉へ残ったものを全部返す 冠葉:1/2 晶馬: 0 陽毬:1/2 最終回で冠葉⇒陽毬へ残ったものを全部渡す 冠葉: 0 晶馬: 0 陽毬: 1 なぜ一人の幼女に過ぎない桃果が特殊な運命乗り換え能力を持っていたのか作中では触れられていない。「未来を切り開く力」といった抽象的な概念にとどまらず、過去に遡って人物の存在を抹消したり、生き返らせたり、人々の記憶を改竄したりする効果を持っている。 眞悧いわく「自分と同じ景色が見える(=助けを求める世界中の人々の声が聞こえる)」少女 日記を使わなくても、高倉兄妹と苹果で運命の乗り換えを行ったように、自分たち自身の「ピングドラム」を見つけ出した者には誰でも可能だとする説。 なぜKIGAは記憶操作の弾など謎アイテムを作り出せたのか20話の回想シーンで、10年前のKIGAアジトにも大量の赤弾がある。こどもブロイラーや運命の乗り換え日記など、そういう非現実的な道具もアリな世界観だとする説。 16話で眞悧が林檎を赤弾に変えて見せたように、生き返りのアンプルなどと同様、人外の存在となった眞悧が現世のKIGAメンバーへ与えたとする説。 スカンクなどを飼っているKIGAの研究所の目的4話で「研究所」から盗まれたスカンクにはKIGAマークが付いており、組織の研究施設と思われるが、詳細は不明。 眞悧が持っているアンプルの正体 マリオを助けるために真砂子が眞悧へ払った十分な対価とは、金なのか他の何かなのか モデルの阿佐美をエスカレーターから突き落としたのは誰か服装は真砂子が普段着ているものと同じなので、彼女がやったのだと思われる。動機は、11話で語っていたように、冠葉のKIGA関連の秘密が世間に漏れるのを防ぐためか? なぜ最初から赤弾を使わずに物理的な傷害を行ったのかについては、この時点ではまだ赤弾を入手しておらず見舞いに行くまでの間に用意した(父親を殺した団体に出入りしなければならなくなり、その後の「つぶしてやりたい」発言につながる)等の諸説がある。 阿佐美が記憶を消去される寸前に口にした「あの時、彼が…」とは、何を見たのか地下鉄構内を歩いていた際、冠葉と黒服たちの怪しげな取引を目撃したのではないかと推測される。 真砂子が高倉冠葉恋愛被害者の会を結成させた理由、女の子たちの記憶を消した理由11話で語っていたように、冠葉のKIGA関連の秘密が漏れるのを防ぐため。拾い漏れがないよう元ガールフレンド達を一つに集結させて記憶を奪ったとする説。 兄のガールフレンド達を許せない小姑的な嫉妬も込みだとする説。 小説版では、彼女たちの冠葉への愛がどの程度のものか、観察しているような描写もある。 オンラインの小説版予約ページにあらすじのネタバレ(現在は削除) 双子の高校生・冠葉と晶馬、そして妹・陽鞠は三人で暮らしている。 余命いくばくもない陽鞠を連れて、ある日水族館を訪れた兄弟たち。 楽しく過ごす中、倒れた陽鞠はそのまま息絶えてしまう。 霊安室で絶望する冠葉と晶馬だったが、 死んだはずの陽鞠が、突如ペンギンの帽子を被り起き上がり叫んだ! 「生存戦略!」「妾はこの娘の余命を伸ばすことにした」。 だが、被っていた帽子が落ちると、 いつもの陽鞠に戻っているのだった――。不思議なペンギン帽子のおかげで、 陽鞠の余命は少し伸びたのだ。 ペンギン帽子を被った陽鞠が再び、冠葉と晶馬に命ずる。 「ピングドラムを手に入れろ!」ピングドラムとは何か。そのカギを握るのが、 女子高生・苹果という人物と解り、探り始める冠葉と晶馬。 ある偶然から陽鞠と苹果が仲良くなったことから、 苹果が高倉家に出入りするようになり……!? 監督・幾原邦彦12年ぶり待望の新作アニメを、 監督自らが新鋭・高橋慶との共著で小説化!! アイキャッチの路線図 3話から並走しはじめた他線が、5話Bパートで合流 7話Bパート~8話あたりから接近してきた他線が、9話Bパート付近で並走しはじめ、13話Bパートで合流 14話Bパートで分離した支線が、17話Bパートで本線を横切ったのち20話付近まで並走して離れる 15話Bパートで分離した支線が並走し、21話で本線を横切って離れる 16話Bパートから、それまで右上へ向かっていた本線が真上方向へカーブ(丸ノ内線の銀座・東京付近に相当) 20話から、真上へ向かっていた本線が左上方向へ再びカーブ(丸ノ内線の御茶ノ水・本郷付近に相当) 22話Bパートから、左上へ向かっていた本線が真左方向へ再びカーブ(丸ノ内線の後楽園付近に相当) <解釈> 丸ノ内線とその支線・日比谷線・千代田線という、3つの被害路線で地下鉄サリン事件を暗示しているとする説。 本線を高倉三兄妹とし、分岐や合流は他キャラクターのとの関連を表して、物語の展開とリンクしているとする説。3話で高倉家を初訪問し、5話で生存戦略イリュージョンへも本格的に絡みはじめた苹果 9話で初登場し、13話で現実世界の高倉兄妹と接触を持ちはじめた眞悧 15話を最後に、高倉家(晶馬)や苹果との直接接触が無くなるゆり 16話の「私はその列車には乗らないわ」で進むべき方向性を分かつ真砂子 17話の多蕗の復讐開始で、それまで表面上の平穏を保っていた高倉家に新たな局面が訪れる 17~18話の間で本筋とは離れて交差している支線同士は、ゆりと真砂子の対決 18話でゆりが多蕗を拾って、二人は以降の物語本筋から離脱 20話で陽毬の運命の人が晶馬だった過去が判明し、物語はさらに今までとは異なる局面へ 21話で真砂子と陽毬が接触を持ち、冠葉を止めようと話し合うが、次回で負傷し再び真砂子は離脱 23話で地下鉄のミッションが開始され、物語は最終局面へ 半切れの林檎、あるいは半分のハート形を表しているとする説。 エンドカードのセリフ 01 生存戦略しましょうか 02 生存戦略しよっかな 03 生存戦略しましょうか、ゲップ 04 生存戦略、ムシケロリン 05 生存戦略、進行中 06 生存戦略、外道上等 07 生存戦略、ファビュラスマックス 08 生存戦略、モンブラン 09 生存戦略、100まで生きる 10 生存戦略、見えすぎちゃって困るの 11 生存戦略、妹命令 12 生存戦略、あきらめないよ 13 生存戦略、大好きだよ 14 生存戦略、すごい待ったんだゾ☆ 15 生存戦略、フィレンツェから届きました 16 生存戦略、毒を喰らわば皿までも 17 生存戦略、タコ焼き好きやねん 18 生存戦略、まだ大丈夫だよ 19 生存戦略、スケコマシ 20 生存戦略、誰にも消せないよ 21 生存戦略、もう引き返せない 22 生存戦略、私を離さないで 23 生存戦略、輪るピングドラム 24 ありがとう 登場人物の口癖 プリンセス・オブ・ザ・クリスタル「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」 晶馬「○○じゃねぇぇぇぇぇ―!?」(イリュージョン空間でのボッシュート時) 苹果「デスティニー」 ゆり「ファビュラス・マックス」 真砂子「いやだわ、早くすり潰さないと」 眞悧「シビレるだろう?」「だよね」シラセ・ソウヤ「さすがです、眞悧先生!」
https://w.atwiki.jp/tukawata/pages/5.html
まとめサイト作成支援ツールについて @wikiにはまとめサイト作成を支援するツールがあります。 また、 #matome_list と入力することで、注目の掲示板が一覧表示されます。 利用例)#matome_listと入力すると下記のように表示されます #matome_list